Plenus 米食文化研究所

棚田の四季

日本の原風景を描いた「棚田の四季」

アートガラスや茶室を通過した先にあるアトリウムは、優しい光に包まれる吹き抜けの解放的な空間です。 このアトリウムの四方を、巨大な壁画「棚田の四季」がかざります。

山が多い日本ではその地形を活かした水田の姿、つまり棚田で稲作を拡大してきました。
土地を平らにして畦を築き、水を引いて水田をつくり、米を育て収穫する。米づくりが日本の風土をかたちづくり、米づくりの一年は日本の歳時となりました。
棚田の風景は、日本の原風景の一つといえるでしょう。

この日本の原風景を、細川護熙氏が墨絵で描いた作品が「棚田の四季」です。
春夏秋冬の棚田の情景が 2m×1m 大きさの和紙 60枚によって構成されています。
高さ 8.5m のアトリウムの四方をかざり、棚田の四季を一望できる壁画です。

伝統構法のひとつ、なぐり加工の床板

化粧名栗(なぐり)加工した栗の板材を床面に使用しました。平坦な板面とちがい、光を受けると陰影があらわれるため、天候や時間による光の状態で、さまざまな表情を見せてくれます。

栗材は水に強く光沢があり、ナグリを施こすことでより柔らかく上品、風格のある素材として、茶室などに好まれて使われます。この亀甲模様を削ることのできる職人は国内でも少なく、吟味された銘木を京都に送って削(ハッ)た、大変手間のかかった床材です。

時間で変化する照明

8.5mの高さを強調し、アトリウム全体に光をまわしていくために、縦方向のストライプの照明を設置。
日中は自然光で溢れ、夕刻、黄昏時には上窓にしかけられたルーバー状の照明により、障子越しの光のように柔らかな光で空間全体を包み込みます。

シンプルな直方体の空間は、トップルーフとスクリーン越しの外光・照明により時間毎に表情を変えます。また利用目的や使用時間によって、異なる演出を楽しめる自由な空間です。照明はコンピューターで制御されており、時間経過と共に、自動に光の強さが変化するよう仕込まれています。

ライブラリー

学びをすすめる機能的な空間

研究の成果や関係図書を集積するスペース。機能的な空間でセミナーや打ち合わせにも利用します。

メインテーブルは、ナラの集成材を使用したハイテーブルで、利用人数が多い場合は、立って打ち合わせも出来るよう、テーブル面の高さにも工夫がされています。

写真:真ん中にハイテーブルが置かれている。奥の壁には大型のモニターがかけられていて、その両側にはスピーカーが設置されている。別の壁には本棚と引き出しが設置してある。

Plenus 日本の心研究所フロアマップ

日本の心研究所フロア鳥瞰図:「棚田の四季」が飾られている部屋、ライブラリー、茶室、細川護光氏の陶芸作品、江藤徳晃氏のアートガラスなどが飾られている場所が描かれている。

プレナス東京本社7階は、おもてなし空間の「茶室」、日本の原風景を描いた「棚田の四季」、セミナーや打ち合わせに利用する「ライブラリー」を主軸とし構成されています。

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